前回は目標設定の話をしました。
目標が決まったら、あとはやるだけです。
今回は、サッカーがうまくなるまでの道のりを伝えたいと思います。
- 反復練習(成功までの練習回数、人と比べないこと)
- サッカーノート(書く理由、書き方)
- 基礎練習(イニエスタ選手)
3つについてです。
反復練習
どうすればサッカーは上手くなるの?
その答えは、同じ動作を何回も練習することです。
例えばインサイドキックはどうでしょう。右足のインサイドだけを使って何度も練習します。何度蹴っても同じように蹴られることがポイントです。
具体的には
- キックのフォーム
- 蹴ったあとのボールの回転
- 蹴る強さ
- 蹴ったボールの方向
何度蹴っても全部が同じになるように練習するんです。
同じことが何度もできるのは、それが身についた証拠になるからです。
途中で練習がつらくなることがあるかもしれません。でも上達したなと感じるときは急なんです。ふと、急に自分が成長していることに気がつきます。
もちろんそこに到達するまでにあきらめてしまう人もいますよ。
あきらめそうになったときは、前の記事の目標設定を参考にしてもらえたら嬉しいです。
人と比べない理由
人と自分を比べると不幸になります。
人と比べないで、自分がつくった目標を達成することに全力になりましょう。 人ができるのに自分はまだできない。そんなことは関係ないです。自分のベストをつくすことが全てです。成長スピードは人それぞれで、成長が遅いから将来も下手になる。ということはありません。
例えば、中学生の年代では成長に大きな差があります。
成長期が早く終わった友達に負けたくないからと、成長期前の選手が筋肉トレーニングをしても逆効果です。むしろ、無駄な筋肉がつくことで動作が遅くなり、技術が上達しない結果になりかねません。
人と自分を比較せず、技術をこつこつ磨きましょう。
サッカー日誌を書く理由
サッカーノートがないと将来困ります。
後で見返すことが必要になるからです。何が上手になったのかわからないと、自分のストロングポイントやウィークポイントに気が付けないからです。
サッカー日誌を毎日書くことをおすすめします。
J1リーグでプレーする大前元紀選手は、身長167の小柄な選手です。
((しらとり台FC⇒町田JFCJrユース⇒流通経済大付属柏高⇒清水エスパルス⇒フォルトゥナデュッセルドルフ(ドイツ)⇒清水エスパルス⇒大宮アルディージャ、という経歴をもちます。))
高校時代は流通経済大学で全国制覇を成し遂げています。全国制覇を成し遂げたとき、大前選手はサッカーノートを書く習慣がありました。その日の練習メニューと改善点を記入していました。
サッカーノートは、成功している選手の多くが書いています。是非いまからノートをつくるようにしましょう。 そうすることで、じぶんが達成したい目標まであとどのくらいなのかわかります。後で見返せば自信になりますし、自分に何が足りないのか、振り返る時に使えます。
基礎練習がなぜ大切なのか
基礎練習が重要と言われたことがある選手も多いと思います。なぜ基礎が大切なのか、できれば頭で理解して練習したいですね。
なぜ基礎練習が重要なのか
それは、うまい選手で基礎ができない選手はひとりもいないからです。
そして上手な選手とそうでない平凡な選手の違いは
基礎を身に着けたうえで、プレーが早くできるかどうか、その違いです。
是非、日本でもプレーしているイニエスタ選手を参考にしてください。
いつもイニエスタ選手のプレーは当たり前の動きに見えますが、トップレベルのスピードでプレーしています。つまり、基礎の動きをものすごいスピードでやっています。
ここまで上達するためにどれだけ基礎練習を繰り返したかは想像ができないほどです。
まとめ
今回は目標設定ができている前提での話でした。
3つ重要なことがありましたね。
- 繰り返し練習すること
- サッカーノート
- 基礎練習
以上のことを踏まえつつ、目標達成まであきらめないこと。
あきらまないようにするには、
絶対に大きな目標を達成するという、断固たる決意をもちましょう。そして根性だけでなく考えましょう。目標設定が大切です。