この記事では、サッカーでトライアングルをつくる理由を説明します。
トライアングルは戦術の基礎です。キックの練習で最初にインサイドキックを練習しますよね。それと同じくらい大切で、戦術の練習で最初に三角形を練習します。
三角形になるのはボールをキープするため
三角形になるのは、ボールを相手に渡さないため。ボールをキープするってこと。
でもたぶん、ここで気がつく人もいると思う。
なんで、四角形の4人とか、2人組じゃだめなの?
よく三角形って言われ理由は、2人組だと少ないし4人もいなくていいから。3人がちょうどいいってこと。
3人がちょうどいいのは、選択肢が2つできるから。2人組だと選択肢が1つだし、4人だと選択肢が3つもある。試合中に選択肢が3つもあれば良いけど、実際は2つくらいが多い。だから三角形練習がいちばん試合にちかい練習なんだ。



三角形練習のもうひとつの目的
三角形になってボールをキープできたらどうすると思う?
もちろん、相手のゴール近くまでボールを運ぶんだ。だから三角形で練習するときは、ボールばっかり見てたらだめ。まわりの仲間とか、相手の選手を見ながらパスをまわそう。まわりを見る余裕がないと、試合でゴールまでボールを運ぶことはできないから。
三角形はゴールちかくに移動する
三角形になってゴールにボールを運ぶにはどうすればいいと思う?
三角形のまま移動してもいいし、他に三角形を作ってもいい。遠くにある三角形にパスすることもできる。

三角形のまま移動する。
パスしながら3人で移動する。

新しく三角形をつくる。
パスを出すのと同時に2人がサポートに行く。そうすと新しい三角形になる。

ゴール近くの三角形にパスする。
タイミングをみてゴール近くの三角形にパスをする。だれも移動しない。