これから、サイド攻撃をする理由を説明します。
サイド攻撃をする理由は、ゴール前でシュートをするためです。サイド攻撃をすると相手がサイドに引きつけられて、真ん中が空きます。そうすると、フォワードの選手がプレーしやすくなってシュートできます。
サイド攻撃をする理由
ゴール近くからシュートしないと得点できない

ゴールが入りやすいのはゴールの近くでシュートしたとき。そこにスペースがないと点を取れない。
赤いところがいちばん得点しやすいところ。
38%のゴールが赤い四角からのシュートなんだ。
サッカーにおけるシュート地点とゴールイン地点の傾向に関する分析
草野 修治 仙台大学紀要 Vol. 44, No.1: 31-41, 2012
中央は人が多くて攻めずらい

真ん中は多い

サイドは少ない
真ん中は相手がたくさんいるから攻撃しにくい。サイドの方が相手が少ない。
サイド攻撃すれば相手をひきつけられる

真ん中は相手がたくさんいるから、サイドから攻撃して真ん中にスペースをあけたい。
右サイドでボールを持つと、黒丸の選手たちが寄せてくる。
クロスを上げればチャンスになる

相手がサイドに寄ると、フォワードがシュートしやすくなる。
黒丸の選手たちが右にずれたから、真ん中にスペースができた。
真ん中のスペースにパスかクロスを上げれば、フォワードがシュートを打てる。
サイド攻撃は例えるなら、ディズニーランドの年パスを持っている感じ。みんなが多い真ん中を進むより、となりにある年パスコーナーだとスムーズにすすめる。サイドは相手ディフェンダーが少ないから攻めやすいんだ。