今回は、
・筋トレした後にアルコールを摂取するのはどうなの??
・お酒って微量なら体に良いって聞くけどどうなの?
そんな疑問にお応えします。
お酒は筋トレに悪影響??
’’スポーツ選手はお酒を控えている。’’ なんてこと耳にしませんか。
でも、優勝したときはみんなでお酒を浴びるような時もある。。
実際、スポーツ選手はどうやってお酒を飲んでいるのでしょうか。
たんぱく質合成への影響
筋トレ後にタンパク質を摂取することで筋肥大に効果があることが知られています。もしたんぱく質の他にアルコールを摂取した場合はどうなるのでしょう。
結論は、
・たんぱく質と一緒にお酒(アルコール)を摂取することで、
筋肉合成が下がると予想されます。
アルコールを摂取することで、mTORというタンパク質合成に関わる物質の動きを邪魔するのが原因のようです。
参考資料 PubMedより
Alcohol ingestion impairs maximal post-exercise rates of myofibrillar protein synthesis following a single bout of concurrent training.
お酒との付き合い方
ならば、筋トレしなければお酒も体に良い。と考える方いらっしゃいませんか。
残念ながら結論からいうと、
・週にビール1缶でも何らかの害が体に出る可能性がある。
ということです。
自分はがっつり論文を読んだことはありませんが、この結論に関しては”パレオな男”というサイトを参考にさせて頂いています。(誠に勝手ながらすみません。URL:https://yuchrszk.blogspot.com/)
その他にも以下のような研究結果があるそうです。
・ 50歳以上になると、酒は癌リスクの大きな原因になる。あとは事故、自傷、肺結核などとも関連がある
・アルコールは心疾患やがんなどの疾患として体に影響する。
・ 「1日2杯の酒」で心疾患と糖尿病リスクの低下も見られたが、その他の健康リスクをカバーできるほどのインパクトはない
少量なら健康にも良いと言われるお酒ですが、科学的にはメリットよりデメリットが多い。
つまり、
・お酒は一切飲まない方が良い。
という結論になりそうです。
アスリートから学ぶ付き合い方
とはいえ、全く飲まないというのも社会生活では困ることになるでしょう。
そこで今回はアスリート、長谷部誠選手を参考にしてみましょう。
長谷部選手は元日本代表で、主将として3度ワールドカップに出場した経験があります。
長谷部誠選手のルール
- 飲酒は休日のみ。
アルコールは怪我の原因になる(体力の回復をおくらせる)ので。月に1,2回のみにしている。 - メディアの人と食事を共にするときは、お酒は飲まない。
この2つを決めているそうです。
体への害は今回とりあげてきましたが、人間関係にも大きく影響する可能性があるのがお酒です。仕事中ならば特に禁酒するべきでしょう。
結論
・筋トレ後にお酒は飲まない方が良い。
というのが結論になります。
また、
・そもそもお酒は体に害になるので、一切飲まないほうが良い。
ということでした。