今回はリフティングについてです!
- そもそもリフティングってなに?
- リフティングを練習する理由
- どうやってリフティングを練習するのか
まとめました!
リフティングとは
リフティングとは、『手以外を使ってボールを地面に下ろさずに蹴り続けること』です。手以外なら もも、胸、頭、肩などどこでも使えます。
リフティングは和製英語(日本で作られた『英語もどきの言葉』)であり、英語ではリフティングのことをfootball juggling(フットボール ジャグリング)と言います。
リフティングを練習する理由
リフティングを練習する理由は、ボールの扱いを上手にするためです。
ダイレクトボレー、シュート、パス、トラップなど幅広い場面で練習が役に立ちます。
サッカーが上手いのにリフティングが下手な選手をみたことがありません。リフティングができるから絶対にサッカーが上手いわけではありませんが、上達には欠かせないメニューのひとつです。
リフティングが上手くなるとできること
①ダイレクトボレー
リフティングはサッカーの基礎になります。
シュートの打つとき足のどこにボールを当てればいいのか。その答えはリフティングに隠されています。
つまり、リフティングのミートポイントとボレーキックのミートポイントは同じです。
②フリースタイル フットボール
リフティングを極めれば、フリースタイルフットボールの選手として活躍できます。
フリースタイルで世界ランキング1位になった日本人もいます。
サッカーは人々に感動を与えることができますが、リフティングでも人に感動や興奮を与えることができるんです。サッカーも上手くなるし、リフティングだけでも人の心を動かせる。リフティングの練習にはメリットばかりです。
リフティング3つのコツ
- ボールをあてるところを知る
- 高さを意識する
- 横にブレいないようにする
コツ① ボールをあてるところ
リフティングでボールを当てるところは足の甲です。インステップキックで使うところです(シュートとか強いボールを蹴るところ)。

コツ② 胸の高さまでボールをあげる
蹴ったボールは胸のあたりまで上げましょう。高すぎると次に蹴るのが大変です。低すぎると次のキックの準備ができません。
練習動画ステップ1でどうやって練習するのか見ることができます。
コツ③ 真上にボールをあげる
蹴ったボールは真上に上がるようにしましょう。前後左右にボールが行かないように注意です。キックするたびにボールが移動してしまうと、どんどんずれていってしまいます。もとに戻すのも大変なので、できるだけ真上に蹴りましょう。
リフティングの練習方法
- 自分のやり方が間違っていないか知りたい。
- 早くできるようになりたい。
そう思ったあなた!動画を撮ったので参考にしてみてください!!
動画を見て練習する
リフティングは同じ動作の繰り返しです。小さい動作をつなげます。
いきなり10回を目指すのではなく、1回を正確にできるようになったら
2回、3回と増やしましょう。
3つのコツを忘れずに練習してくださいね。
インステップリフティング
ステップ1 [1回を正確にできるようになる!]
- まずボールを手で持ちます
- ボールを離してインステップでボールを蹴り上げます
- ボールを手でキャッチします
- ①~③を繰り返し練習します。
ステップ1がいちばん重要で、いちばん難しいです。1日でできるようにならないので、数日かけて少しずつ練習しましょう。
ステップ2 [2回続けてリフティングする!]
- ステップ1を2回くりかえします。
- 手からボールを離してインステップで蹴ります。
- ボールを手でとらないで、続けてボールを蹴ります。
- ボールをキャッチします。
リフティングは同じ動作の繰り返しです。
蹴ったら足をつくのを忘れないようにしましょう。
2本足で立っている状況
➝ボールが落ちてくる
➝足の甲でキックする
➝足を地面につける
この繰り返しです。
1回をいかに正確に繰り返せるか それがカギです。
ステップ1の練習が一番大切です。
まずは小さい目標からにしましょうね。
1回を正確にキックする
⇒次は2回連続でキックできるようになる
⇒次は3回連続でキックできるようになる
いきなり100回はできないので
1回を正確に。
次は2回 次は3回と徐々にふやしていきましょう。
<このあとのリフティング練習>
(ステップ3)
3回同じ足でリフティングをして4回目は手でキャッチする。
注意点は、自分が蹴ったボールが胸元まで戻るようにすること。
(ステップ4)
5回同じ足でリフティングをして6回目をキャッチする。
注意点は、ボールは高くあげず、自分の顔より下でリフティングすること。
(ステップ5)
向かってきたボールを5回リフティングしてキャッチする。
(ステップ6)
左右交互に4回リフティングしてキャッチする。(得意ではない足でステップ1、2、3の練習を終えてから)
リフティングするところを変える
リフティングはまずは足の甲(インフロント)で練習しましょう。
その後は、
- もも
- インサイド
- アウトサイド
の順で練習すると上達が早いかもしれません。
せっかくなら、よく使うインサイドキックから練習するのがおすすめです。
インサイドキックで当てる場所は足の内側です。

練習方法は同じです。1回をつなげて、2回、3回と増やしていきます。
まずはインサイドのどこにボールが当たれば綺麗に上にあがるのか知ることがいいですよね。
インサイドリフティングのコツです。
足が水平になるくらいまで、上にあげましょう。
もちろん、ミートポイントを知っていないとボールがどこかにいってしまいます。

インステップの時と同じく、
- 胸の高さまで
- 真っすぐ上に蹴ること
2つを意識しましょう。
リフティングの応用練習をしてみる
もし基礎ができるようになったら、応用練習をしてみましょう。
とても難しい練習なので、無理せず基礎がきっちりできてからで遅くないですよ。
トラップ練習にもなる!1,2,3リフティング
ボールの高さ調節が必要です。高いボールの勢いを吸収するやさしさもないとだめですね。
ボールコントロール全般が上手くなります。リフティングもトラップも上達するでしょう。
リフティングをテニスボールでする(超応用編)
サッカーボールだけでなくテニスボールでできるようになると凄いです。
知り合いの友人は、テニスボールでリフティングをする練習をしていました。やはりボールタッチの柔らかさが違います。
サッカーボールより小さくなったぶん、足のポイントにぴったり当てないと変な方向にボールが飛んでしまいます。
もし、テニスボールでリフティングができるようになれば、よりボールを正確にとられるようになったということです。
小さい力でボールを遠くに飛ばせるようになるので、無駄な力が入らなくなったり、プレーの幅が広がるでしょう。
サッカーボールでできるようになったら、
テニスボールもチャレンジしてみると良いかもしれませんね。
まとめ
今回はリフティング練習の仕方についてでした。
動画を見てどう思いましたか。あんなシュートうってみたいですね。日々のこつこつした練習が あんな凄いプレーにつながりあます。
あきらめずすこしずつ上達しましょう。
絶対にできるようになります。