パスの中で最も使われる、インサイドキックについて書きました。
とても重要なキックなので、是非マスターしてくださいね。
超初心者でもわかる重要なコツは6つあります。
- ミートポイントを知る
- フォームを真似る
- 軸足と蹴り足のむきを意識する
- 足首を固定する
- 体の傾きを意識する
- 蹴ったあとのボールの回転を確認する
練習方法も解説しています。
インサイドキックとは
インサイドキックは足の内側でボールを蹴ります。
「インサイド」と略して言うこともあります。 地面を転がるボールを蹴るときに使います。
パスによく使われる、一番重要なキックです。
上手くなればシュートにも使えます。正確で力強くキックする必要があるので、6つのコツを是非マスターしてくださいね。
インサイドキック6つのコツ
この先ページを読めば
- なんとなく画像を見て真似る!
- 文章を読んでじっくり考えてみる!
どっちもできると思います。
コツ① ボールをあてることろ
ボールを当てるところは、くるぶしの下です。赤丸がボールを当てるミートポイントです。骨がある固いところになります。

〈参考〉ボールをあてるところは、インサイドリフティングで使うところと同じです。リフティングは基礎練習のひとつですが、ここでも練習の効果が期待できます。リフティングも練習したい方は、この記事も読んでみてください。
コツ② インサイドキックのフォーム
愛媛FCのインサイドキックを真似てみましょう!
ここはなんとなくで大丈夫です。こんな感じで蹴れていれば問題なし。
いちおう、2点お伝えしておきます。
- 蹴り足は膝が外を向いています。
軸足は膝がボールを蹴る方向を向いています。 - 片方の肩が前に出ないように注意しましょう。
腕のかたちから蹴り足の向きまでマネできたら最高です!
愛媛FCのインサイドキック
コツ③ 軸足と蹴り足の向き
軸になる足(ボールを蹴るのと逆の足)のつま先はボールを転がす方向に向けましょう。
先に軸足をボールの横に置き、次に利き足のインサイドでボールを蹴ります。

よい例

わるい例
わるい例で蹴ってしまうと、ボールが変な方向にいってしまいます。

コツ④ 足首を固定する
『キュッ』と足先を持ち上げてボールを蹴ります。足首が伸びきったまま蹴ると、ボールがどこかへ行ってしまいます。力も入りません。
足首は90度にします!

わるい例

よい例
コツ⑤ 体のかたむき
ボールを蹴るとき、上半身は後ろに傾かないようにしましょう。
後ろに傾いてしまうと、ボールが上にいってしまいます。後ろに傾く癖がつくと、後々困ります。ダイレクトパスでボールが浮いてしまうようになります。
ボールに上半身がかぶさるようにしましょう。
コツ⑥ 蹴ったボールの回転
インサイドキックで蹴ったあと、ボールはどんな回転をしていますか??
普通は前向きの回転だと思います。
けれどここで意識してほしいのは、回転の無いボールを蹴ることです。というのも、インサイドでしっかりあてていればボールは無回転になるからです。
リフティングで使うインサイドと、キックで使うインサイドは同じところで蹴ります。当てるところがいっしょなんです。
リフティングが得意なら、すぐ上手くなるかもしれません。リフティングのインサイドを使って、地面に置いてあるボールを蹴ればいいんです。
最高のインサイドキックパス
一番良いパスはなんでしょう?
答えはもちろん、受け取る選手が喜ぶパスです。
どんなキックにも言えることですが、すこし後ろ向きの回転をかけたパスがベストです!!後ろ向きの回転をかけると、味方選手がトラップする前に勢いが止まって、地面を這うようなやさしいボールにかわるからです。
無回転でボールが蹴られるようになったら、すこし後ろ回転があるボールを蹴られるようになりましょう!
このキックは難しいのと、実際に見てみないとわからないと思います。
今後動画をアップ予定なので、すこしお待ちくださいね。
もし早くしてほしいなどあれば、いつでもご連絡を♪一番下の免責事項からもメールできますし、このページにコメントを入れて頂いてもへいきです。
2020年11月17日更新
インサイドで無回転のボールを蹴ると相手がトラップしやすい跳ねないボールになる
インサイドキックの練習方法
キックを正確にするには、より遠くの的に当てられるように練習するのが良いです。
最初は短い距離(5mくらい)で練習し、じょじょに遠くしていきます。
遠くの的に当てるためには、ボールを強く蹴る必要があります。それに、正確な方向に蹴らないと大きくずれてしまいます。
難しいけれど、良い練習になりますよ。
まとめ
インサイドキックはサッカーにおいて一番重要な蹴り方です。
パスするときでなく、シュートにも使えます。
最初はごろごろパスだと思いますが、
しっかり無回転で蹴れるようになれば、インサイドで浮き球を蹴ることもできます。
キックについては、まず、このインサイドキックをマスターしまいましょう!!
急がば回れ
ひとつひとつ確認しながら、練習することが大切ですよね。軸足の向きを意識しながら練習しましょう!