プロ選手を手本にする

PKを止める3つのコツ

今回はPKを止める方法をわかりやすく解説します。この記事を読めばPKを止める確率が上がります。PK専属キーパーの参考にもなるでしょう。

ゴールキーパーがPKを止める確率は20%と言われています。

1982 年から 2014 年のワールドカップでPKは240回あり、そのうちゴールが決まらないのが約70回(29%)でそのうちシュートを阻止したのは49回(20%)ほどになります。


参考にした書きものです。

ペナルティーキックの自動方向予測における重要特徴点とゴールキーパーの予測精度向上
情報処理学会論文誌 デジタルプラクティス Vol.1 No.1 1–7 (Oct. 2020)
URL:file:///C:/Users/Satoshi/Downloads/IPSJ-TDP0101001.pdf

[②]
G. Jordet, E. Hartman, C. Visscher, and K.A.P.M.
Lemmink, “Kicks from the penalty mark in soccer:The roles of stress, skill, and fatigue for kick outcomes,” J. Sports Sciences, vol.25, no.2, pp.121–129,2007.


PKは予想しないと間に合わない

ボールの動くスピードは人の動きよりも早いので、予想して動かないとPKは止められません。

キッカーのどこを見て予想すればいいか調べてくれたのが今回の論文なんです。これから教える戦術を相手チームが知ってしまったら、意味がなくなってしまうので注意してくださいね。

PKを止める3つのコツ

キッカーのどこに注目すればシュート方向がわかるのか解説します。
シュート方向の予想は下半身だけじゃなく上半身を見ることが重要です。そのことをふまえて3つのコツを使いましょう。

  1. 左手の動かし方を見る
  2. 右ヒザから下の動かし方を見る
  3. 助走前の立ち位置を確認する

以上の3つを見ることで、キーパーのPK阻止率が高くなります。助走前の立ち位置はちょっと見ておくくらいで、蹴る動作になった時の足と手の動きに注視するといいかもしれません。キッカーが右利きの場合は左手の動かし方と右ヒザから下の動き、キッカーが左利きなら右手の動かし方と左ヒザから下の動きに注視します。

3つのコツを使えるようになるためには練習が必要になるので、大切な試合の前に練習してくださいね。

キッカーの中にはキーパーのヒザの向きを見て蹴る選手もいます。そんなときは今回の話とは別の駆け引きが必要になるかもしれません。元日本代表の遠藤保仁選手がその代表でしょう。

PKを止める方法(その他)

ここからはコツとは別にPKを止める方法を書きました。参考にしてくださいね。

心にゆさぶりをかける

PKの成功率は心理的な影響が大きいことがわかっています。[②]
相手キッカーに迷いをつくることでPKの成功率を下げることができるかもしれません。
あくまでフェアプレーの範囲内で相手に心のゆらぎをつくりましょう。キッカーにどうやってプレッシャーをかけるのかは、Youtubeとかに参考になる動画がたくさんありますよ。

キッカーが過去に蹴った方向を調べておく

キッカーがこれまでのPKでどの方向に蹴っていたか調べておくと役に立ちます。蹴りやすい方向にシュートを打つ癖をキッカーはもっているかもしれません。

有名なプロ選手はキックの分析をされます。バロンドールを受賞しているメッシ選手がそのひとりです。

分析されるような選手はトリックPKを使って相手を惑わすことさえあります。2016年02月14日に行なわれたスペイン・リーガ・エスパニョーラ1部の第24節、FCバルセロナ対セルタ・デ・ビーゴでメッシ選手はトリックPKを使いました。シュートせずに横にパスを出し、そこに走りこんだスアレス選手がシュートを決めました。

まとめ

PKを阻止するための方法を書きました。
3つのコツは練習をしてから使ってくださいね。そうすることで成功確率が上がります。
その他の『キッカーの過去のシュート方向を調べる』は簡単だけど効果のある方法だと思います。特に高校生以下では役に立つのではないでしょうか。私も中学生だったころ、監督が調べておいてくれたおかげで試合に勝った経験があります!


error: Content is protected !!