ここでは、ケガからどうやって復帰すればいいか書いています。
ケガをしてしまったら、やれることは2つあります。筋力トレーニングと、自分のプレーイメージを変える事です。プレーイメージを変えるには上手な選手を手本にして、自分に足りない事を見つけるところから始めましょう。本格的な筋力トレーニングは、足のセンサーが回復してから始めるようにしましょう。この記事は、選手はもちろん指導するコーチにも参考にしてほしい内容を書いています。ケガというアクシデントは、選手にとって悪い影響があると思われがちですが、知識と考え方によって選手のパフォーマンスが良くなる転換点にもなります。
足のセンサーってなに?復帰する時の注意点
サッカーは膝のケガが多く、長い間練習できないことがあります。そんなときは足のセンサーがにぶくなっています。
足のセンサーは地面の状態がどうなっているか体に知らせています。ずっと使っていないとそのセンサーは弱くなるので注意が必要なんです。足を固定して地面につかない期間があったり、ずっと横になっていた場合のことです。
長く休んだ後はゆっくり体を鍛えましょう。無理なリハビリをして怪我を繰り返してしまったらより時間がかかることになってしまいます。
怪我はチャンス!やることリスト
ケガをしていても、やれることはたくさんあります。参考にしてください。
- 自分の体の硬いところを知る
- 怪我をした理由を見つける
- ストレッチや筋トレをして体のバランスを整える
ここでの注意点
[体に痛みがは筋肉をつければ治る]と考えないようにしましょう。体が硬いのが原因かもしれないし、筋肉が大きくなりすぎてバランスを崩しているのかもしれません。他に原因がないか柔軟に考えましょう。
例えば股関節が痛いからと言って、股関節周りの筋肉を鍛えても仕方ないこともあります。痛みを訴える人の中でも十分に筋肉がある人は多いです。
他にやったほうがいいこと
他にもできることはたくさんあります。
- ふくらはぎの筋肉のつき具合をチェックする
(太い側の股関節が上手くつかわれていないことがある) - 靴底のすりへり具合から左右のバランスを調べる
- 使いすぎている筋肉はないか
➜ストレッチをして、コリをほぐして、柔軟性をもたせて、可動域を広げて、他の筋肉が動くようにしよう。 - 使っていない筋肉はないか
- 姿勢は正しいか
- 走り方はよかったか
- 靴はあっているか(まめができていないか)
とりあえず7つ紹介しました。
まとめ
ピンチはチャンスになるというように、ケガから復帰するまでの期間もチャンスになります。
これまでのトレーニング方法やストレッチのやり方を見直すことができますよ。チームメートやプロ選手の良いところを見つけて、真似る準備の期間でもあります。