良く知られたフェイント ’’エラシコ’’
今回はその中でも、空中エラシコについてです。
難易度は高いですが、この技を身に着ければ間違いなく1つ抜けた選手になれるでしょう。
’’サッカー向けのエラシコ’’
’’フットサル向けのエラシコ’’
2つがあるので、是非私が選んだ動画を参考にしてください!!
どちらも難しい人向けに、簡単な逆エラシコも最後に載せています。
参考はYoutubeで人気になったドリブルのスペシャリスト
本も出版されているドリブルデザイナー岡部将和さんです。
*ドリブルデザイナー岡部とは
日本代表選手達にも教える『99%抜けるドリブル理論』 を出版
ネイマール選手など、多数有名選手と共演歴があるYoutuberのこと。
エラシコとは
エラシコはサッカー・フットサルで使われるフェイントのことです。
アウトサイドで外側に押し出し、同じ足のインサイドでボールを逆方向に引き寄せます。
2005年にバロンドールを受賞したロナウジーニョ選手の動画が分かりやすいです。(バロンドールとは世界年間最優秀選手賞のこと)
以下バルセロナ公式のYOUTUBE動画から抜粋しました。 エラシコは15秒あたりがわかりやすいです。参考にどうぞ。
Youtube バルセロナ公式より
エラシコをつくった人
エラシコはセルジオ越後が生み出したと言われています。
それをチームメイトだったリベリーノ選手が真似て広めました。
セルジオ越後はサッカー日本代表のテレビ解説などサッカー界のご意見番として知られています。日系2世としてブラジルに生まれ、日本のトップリーグでもプレーした選手です。
サイト作成者の私も、越後氏がいるピッチでサッカーをした経験があります。
その時は、子供たち(小学生高学年)を集めて、その中でリフティングが上手い選手を集めて披露させていました。
今も思えば、その場にいる子供たちのレベルを知りたかったのでしょう。ほめつつも子供ながら厳しい言葉を言われた記憶があります。
名前の由来
エラシコはポルトガル語で‘‘輪ゴム‘‘の意味があります。
エラシコをするとき、足の動きが輪ゴムの様に伸びてから縮むのでこの名前になりました。
ポルトガルと言えばバロンドール受賞経験のある、クリスティアーノ・ロナウド選手の母国です。ヨーロッパに位置し、スペインの西隣に位置しています。

実践!!空中エラシコ!!(フットサル向け)
エラシコは通常浮かさずに行いますが、今回は空中エラシコです。空中の方がむしろ簡単に思えるかもしれません。
その理由は、ワンツーの切り返しに余裕があるかどうか。その違いにあると思います。
この空中エラシコはサッカーというよりはフットサルで活きる技でしょう。
では、以下 ドリブルデザイナーのわかりやすい動画を参考にしてみましょう。
後ろに引いて1,2のリズム。
どんな場面で使えるのか、イメージして練習しましょう。
- 何もないところからやるのではなく、ボールを後ろに引いてから1、2のリズムをもつ!
- 1のタイミングで軸足も一緒に動かすとより幅がでる!
参考動画① 空中エラシコ(難易度高・サッカー向け)
空中エラシコはフットサルでよく使えると書きましたが、空中エラシコにひとつ技を加えることでサッカーでの活用の幅が広がります。
ボールを宙に浮かせてから1,2でエラシコをする技です。
明らかに難易度が上がっていて、実践で使うのは難しそう。でも観客は盛りあがります。
参考動画② 逆エラシコ
最後はエラシコより簡単で、初心者でもできる逆エラシコです。
インサイドから始まる点と、ワンツーが焦る必要がない点が、エラシコより簡単な理由です。
Footy14Skills
エラシコとは逆のパターン。
つまり、インサイド⇒アウトサイドでドリブルに角度がつけられます。
エラシコより技のスピードは落ちますが、とても使いやすいテクニックだと思います。
最後に・・・
是非エラシコだけでなく、他のフェイントもやってみてください。
かっこいいフェイントはエラシコだけではないので、できなくても自分の得意なフェイントを見つけてくださいね(^^♪