どんな練習をすればサッカーは上手くなるのでしょう。
誰だって急に上達はしません。ひとつひとつ階段を上がりましょう。
キーワードは「一歩一歩」です。確実に一歩すすむことが、最大の近道です。この記事ではとっておきの練習方法は書いていません。
だけど間違いなく上手くなる方法を紹介しています。
最初に練習するのはドリブル
練習には順番があります。いきなりオーバーヘッドキックの練習をしてもうまくいかないでしょう。まずはパスやリフティングといった基礎練習がかかせません。
ドリブル練習をすることが早く上達するコツです。
ドリブル練習が大切な理由
- 試合で役立つ
ボールタッチの回数がとても多いのがドリブル練習です。
ドリブル練習は試合でとても役に立ちます。まずやったほうが良い練習ですよ。ドリブル練習をするということは、ボールを触る感覚をつかむということです。ボールをコントロールできれば確実にサッカーは上達します。逆にボールコントロールができないと、いつまでもボールに遊ばれることになります。
私の知り合いには、『相手を抜くまでパスを禁止』と言う有名チーム出身の選手もいました。 - オフェンス練習になる
ディフェンスよりもオフェンスをできるようになりましょう。
元日本代表の中澤選手も言っていますが、システマチックなディフェンスと違ってオフェンスはアイデアと足元のスキルが必要になります。能力に差がつきやすいのもオフェンスです。オフェンスの方がディフェンスより楽しいと感じられることも多いと思います。
あせらず正確に練習すること
最初は早い動作よりも正確な動きをしましょう。
「一歩一歩」着実にできるようになることが大切です。
まずはじめは、ボールを止めるための小さなタッチ。
次に動かしながらゆっくり。
さらに動かしながら
そしてスピードを上げていく。
小さなことの積み重ねが、上達への近道だと忘れないでください。
早く上達しようとあせってしまうと、むしろ遠回りになってしまいますよ。
練習メニュー
ここからは動画を使って解説します。
練習はなにより、人を見て真似ることです。もし人から教えてもらうことがあれば、その人の背中側からボールタッチを見てくださいね。そうすると、すんなり頭に入るはずですよ。
- 人を真似るときはその人の背中側からボールタッチを見るようにする。
理由は、正面からボールタッチを見ると、その映像を頭の中でわざわざ反転させる必要があるからです。
タップ(インサイド)
インサイドタップのコツは
膝を曲げること です。
ボールを蹴るところは、足の内側です。

タップ(足裏)
足裏タップは
とにかく多く触ること
それが上達の近道です。
インサイドタップ・足裏タップができるようになったら、インサイドタップをしながら前進・後進する。
足裏タップをしながら後進する練習をしてみましょう。
よこ移動(足裏)
次は足裏を使った横移動を練習しましょう。
この練習は、ライン際すれすれで、ボールを動かすときに使うことができます。他にも、ボールを少し横にずらして相手の視線を動かすときや、相手を背中に背負ってボールを隠しながら動かすときにとても役立ちます。
練習はひとつひとつ正確にやることが第一ですが、できるようになれば次々と新しいことにチャレンジすると成長が早いです。
リフティングを連続で10回できるまでの時間と、10回できてから、さらに10回(合計で20回)できるまでの時間を比べれば、10回できてから20回できるまで練習した時間の方が、ずっと短くなります。
練習は最初が難しいです。
慣れればどんどん応用がきくようになります。
まとめと注意点
- ドリブル練習をすれば確実に上達する!
- 練習は一歩一歩あせらずやろう!それが最大の近道!
この2つが一番伝えたかったことです。
まずやったほうが良いのは、止まった状態のボールタッチ練習です。まだそれができていないなら、そこまで戻ってやり直しましょう。そっちのほうが長い目で見て成長が早くなりますよ。
この記事を読んでコツコツ練習すれば、絶対にできるようになります。