この記事では、カウンターのやり方を説明します。(ショートカウンターではありません。)
カウンターは、絶対に知っておいた方がいい戦術です。サッカーの試合でよく使われます。試合に出る選手、サポーター、指導者もカウンターをくわしく知っておくとサッカーが楽しくなります。
この続きを読んで、カウンターをイメージできるようになりましょう。画像を参考にしてください。

カウンターにはショートカウンターとふつうのカウンターの2種類があります。今回は自分たちのコートでボールを奪うふつうのカウンターを説明します。
カウンターのやりかた
カウンターの順番は、ボールを奪う➡素早く攻める➡シュートを打つ です。
ボールを奪うところ

相手を自分たちのコートに引きつけよう。画像の黄色いところに入ってきたらボールをとりにいこう。
素早く攻める
ボールを奪ったら、相手DFに追いつかれる前にシュートまでいきましょう。
FWがねらうところ

FWは相手DFの裏をねらおう。画像の紫色のところ。相手が攻めるために移動してできたスペースだ。
1本のパスで攻める
ボールを奪ったらできるだけ相手ゴールに近いところをねらいます。FWはできるだけ相手ゴールに近いところに走りこみましょう。

①まずは相手CBの裏をねらう。うまくいけばそのままシュートできる。
➁CBの裏がむずかしければ、SBの裏をねらう。
①、➁どちらも相手が戻るまえにシュートまでいこう。
横パスしてから攻める

ボールを奪った選手がそのままパスできないこともある。そんなときは、仲間にパスをだしてから裏をねらおう。
シュートをうつ

シュートはペナルティーエリア内にいかないと入らない。ここまでドリブルしよう。
プロの選手も38%は赤いところからシュートして得点する。力があっても遠くからじゃだめなんだ。

シュートは画像の赤いところがはいりやすい。意識してみよう。
カウンター2つのポイント
ポイント①相手をひきつける


相手が攻めるときにできたスペースをねらうのが1つ目のポイントだ。
ボールを奪ったら黄色いところにFWは走りこもう。
ポイント➁インターセプト

パスカットをねらうのが2つ目のポイントだ。すぐに攻撃できるし、相手もついてこれない。
パスカットのことをインターセプトって言う。

ポジションは英字で書きました。
フォワード=FW
サイドハーフ=SH
センターハーフ=CF
サイドバック=SB
センターバック=CB
ゴールキーパー=GK
ゴール確率について参考元
サッカーにおけるシュート地点とゴールイン地点の傾向に関する分析
-「2010年度 Jリーグディビジョン1」得点ランキングトップ10のJリーガーにおいて- 草野 修治